聖書に隠された成功法則 : キリスト教一般 : ブックス

聖書に隠された成功法則

聖書に隠された成功法則
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松島 修
単行本(ソフトカバー)
サンマーク出版
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良くも悪くも実践書
良くも悪くも「実践書」である。
「良くも」というのは、聖書という世界のベストセラーが、遠いもの、一部の信仰熱心な者のみを対象にした書物ではなく、万人が実践的に読むことができることを示した点。聖書からの豊富な引用は、その前後を読んでみたいという感情を持たせてくれる。「自己実現ではなく、神実現こそ目指す姿であり、真の成功をもたらす」というのが中心的な主張で、世の中の風潮に警鐘を鳴らしているところが、これまでの自己啓発本にはないユニークな点だ。成功を目指す者にとって大いに参考になろう。文体もはっきりしていて読みやすく、丸1日あれば読める。
「悪くも」というのは、それ故に、聖書の真の目的が見えにくくなっている点だ。聖書の中心的なメッセージは人の救いであり、この世ではなく死後の永遠の命を得させることである。本書はあくまでこの世での成功を語っており、聖書の真のメッセージを読者に伝えようとするものとは思えない。これは著者と私の聖書理解の違いということではなく、恐らく著者も聖書をそのように理解しつつも、この本では敢えてそこまで踏み込んでいないということだろう。聖書に興味を持ってもらい、あとは聖書自身に語らせようという意図があるのかもしれない。
  とにかく、ビジネスマンが聖書に接する障壁を低くしたという意味で、とても有意義でユニークな本だと思う。

宗教を信じる事と、聖書の神を信じることは違う
宗教書ではないのに、これだけストレートに聖書の事を書いた本を読むのは、初めてで驚きました。神や天使(御使い)などと書いて、無神論者である日本人に受け入れられるだろうかとも思いましたが、本書の売れ行きなどを見ていると、杞憂だったようです。

本書を読み、世俗的に成功している人達にも有神論者がいること、そして聖書の教えを守っている人が多い事を知りました。また本当の成功と偽りの成功の違い、一時的な金持ちと永続的なお金持ちの違いも知ることができます。

中村天風などの本も読んできましたが、本書でも指摘されている「宇宙霊」というような言葉が使われており、そこが引っかかって、全てを受け入れる事ができませんでした。その他の本も形而上的な存在に触れられていても、本書のように、聖書の神とはっきり書いてある本はほとんどありません。

本書の中で宗教を信じる事と、聖書の神を信じる事を明確に分けているのは重要な指摘です。現在、この世の中にまともなキリスト教団体はひとつも存在しません。キリストが今、現れたら律法学者やパリサイ人を非難したように、世の宗教団体の指導者を糾弾するでしょう。

本書には誰でも試せるひとつの法則が紹介されています。自分の収入の十分の一を神に戻すのです。これによってロックフェラーのような極悪人でも、それに見合った祝福を受けることが出来ます。とにかく読んでみることをお勧めします。本書は宗教書ではないのです。



本当の成功は”神実現”だけ!
成功法則、自己実現の秘訣を本で読んだりいろいろ探ってきましたが、これぞ決定版という感じです。巷にあふれる本と同様のことが書いてあるようでいて、全体的にやっぱり違うのはコンセプトが神様基準だからでしょうか。
自己実現はマズローの法則でも一番上に位置されている人間の欲求で、それが出来たら最高、それこそが目指す生き方と思い込んで、でもそれがわからなかったり、できなかったり、できてるつもりなのに何かしっくりこない…という人もおおいかもしれません。私自身がそうでした。
でも、神実現、すなわち、神様が貴方を作った本当の意図を実現する、そのように用いられる時にこそ幸せや充実感、張り合い、もちろん、周りへの貢献も最高になるのだと思います。そして、神様のご計画は人智を超えていますから、自分の制限付きの頭をひねる以上の、想像もしないものを予定されていることだってあるわけです。
クリスチャンでなくても、そしてビジネスに限らず、生きることのあらゆる場面でここに紹介されている秘訣を実践できるといいと思います。

わたしの目にはあなたは高価で尊い
 パラパラページをめくると、最初に、「聖書から宗教のベールを
はがした時に真理が光り出します」という太字の言葉が目につきました。

 この言葉は、納得できます。
 教会にもよりますが、教会の中で、その教え(ドグマ)という枠の中で聖書を読むと、
読み方が制限されてしまうようなのです。聖書の解き明かしに、牧師さん個人の宗教色が入るので、
一つの傾向の中でしか聖書が解釈できなくなります。

 「あなたの努力は不要です。
「努力する」のではなく「知ること」で、
突然道が開けます」(31ページ)、これも本当だと思います。
「知る」というのは、無理に信じるというより、気づく、納得する、悟るという感じ
に近いかもしれません。

 その「知ること」の内容はというと、本書にもありますが、
キリスト教を信じる、信じないに
かかわらず、 誰でも「神に似せて創られた最高傑作」、
だから神から今のあるがままで(あなたは)愛されている…このあたりは、本書を読むだけでは、すんなり身につくとは思えませんが、
・ 神から愛されていることを知り実感する
・ 自分が自分を大切にしてよいと知る
・ 人間関係がぐんとラクになる
(このあたりも、成功する土台)
本書はそのきっかけ(後押し)になると思います。
  

 「成功」というのは、自分らしく能力を発揮して生きる、本来の自分自身になる、
本書の言う「神実現」のことです。(「神実現」という言葉自体は、「自己実現」に対応する言葉として、
ある牧師さんたちが説教の中でかなり以前から使っておられたと記憶しています)
 
 「わたしの目には、あなたは高価で尊い(イザヤ書 43:4)」という旧約聖書の「言葉」が
『新改訳聖書(いのちのことば社発行)』から紹介されています。
 この「言葉」に馴染む(それに関する本書のわかりやすい解説を読む)だけでも本書を購入する価値があると思います。

 ともあれ、本書だけでは、人はキリスト教徒にはなりませんし、本書は宗教の本(キリスト教解説本)でもありません。
 しかし、長年、キリスト教会に通い続けても、なかなか気づけない(広い意味での人生の成功の)大切なポイントに絞って、
聖書の中から、明快に説明されていますので、おすすめです。

幸福を実現する聖書の言葉
特定の宗教的信仰によらないで、真理としての聖書の教えにより、幸福を実現する道を実践的に明快に説明しています。人間が本来持っている祈りの心、感謝の心、を聖書と関連づけして「神実現」の立場から解説しています。
著者の主張はシンプルで、明快ですのでとても説得力があります。
聖書は人を縛るような宗教のものではなく、人を自由にする信仰(真理)のものであり、実際に活用できるおしえであることが納得できました。
スピリチュアル系の自己啓発本の怪しさの指摘にはとても同意します。
スピリチュアル系の本には多くのわながしかけられています。本物に似せた巧妙な「コピー商品」があります。同じような用語を使いながら真逆なものが多いです。霊的真理を利益に変えたり人を縛ることに利用するということが多いです。
そういった問題の判断基準が本書で明らかにされます。


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